Nature of Kikaijima喜界島の自然

喜界島の自然

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日常を忘れる
生命の楽園

透き通った海にぽつりと浮かぶ喜界島は、自転車で一周できるほどの小さな島です。
しかしそこに息づく自然は、驚くほど鮮やか。海に揺れる珊瑚と波間に戯れる熱帯魚、海岸にそびえるガジュマルやソテツ、どこまでも広がるサトウキビ畑には保護蝶・オオゴマダラの姿が。
朝日酒造の黒糖焼酎を生む喜界島の恵み。日常を忘れる光景を、ぜひあなた自身の体験に。

地球のダイナミズムに触れる
隆起珊瑚礁

思い浮かべてみてください。
約13万年前。マンモスが生きていた時代に海の中から隆起した珊瑚礁。それが、喜界島を形づくる最も古い珊瑚礁です。私たち人間と同じ「生き物」である珊瑚礁は、長い長い時をかけてこの島の大地になりました。さらに、今も隆起をつづける珊瑚礁は年間約2mm、島を育てつづけています。
踏みしめる大地にも、目の前の景色にも、全てに息づく太古の命。普段は気にしない地面にも、思わず触れてみたくなる。地球のダイナミズムを体感する瞬間です。

地球のダイナミズムに触れる隆起珊瑚礁

「南国の貴婦人」に誘われ
深呼吸を

一年を通して温暖な喜界島を象徴するのが「南国の貴婦人」とも呼ばれるオオゴマダラ。美しい翅をひらめかせ舞い遊ぶ姿は、まるで楽園の景色を見ているよう。
喜界島の魅力のひとつは、初夏には珊瑚の産卵、浅瀬にはカクレクマノミなどの熱帯魚、沖合にはウミガメやクジラと、さまざまな生き物を目にできることです。
自然のままに生きる彼らの姿に、つい日常を忘れてしまう。波の音や頬に触れる風、空と海の青さ。五感が研ぎ澄まされ、自然と一体化して胸いっぱいに空気を吸い込む。穏やかで贅沢な、喜界島ならではの時間です。

「南国の貴婦人」に誘われ深呼吸を

天地の恵みを映す一滴

訪れた方を驚かせる、どこまでも透き通った海。喜界島の海には今も100種類を超える珊瑚が生きています。珊瑚たちが育むのは、美しい海や浅瀬で生きる魚やエビ、そして朝日酒造の黒糖焼酎。黒糖焼酎の要であるサトウキビは、ミネラル・カルシウムが豊富な珊瑚の土壌で青々と葉を茂らせます。
朝一番の太陽と透んだ海、珊瑚から生まれた大地に、天の恵みの雨。喜界島の自然に育まれたサトウキビはやがて人の手によって黒糖へ、そして黒糖焼酎へ姿を変え、自然と人、喜界島の全てを宿した一滴となるのです。

天地の恵みを映す一滴