もっとも歴史ある黒糖焼酎蔵

奄美諸島のみ製造が許されている島酒「黒糖焼酎」。

私たちは、喜界島の自然豊かな土壌、穏やかな人々に囲まれ、セーヤ(島の酒蔵)として地元に育まれてきました。

自社農園での有機農法にこだわったサトウキビ栽培、黒糖作り、自然の恵みあふれる原料での黒糖焼酎づくり、一貫した「ものづくり」に挑戦し続けています。

黒糖焼酎を通して喜界島を感じてほしい。

皆様に愛され味わっていただける焼酎の本流を目指して、私たちはこれからも喜界島にこだわり黒糖焼酎造りに励んでまいります。

朝日酒造の焼酎

農へのこだわり

黒糖(サトウキビ)

朝日酒造は1999年から自社で原料の黒糖作り(サトウキビ栽培)を行っております。 サトウキビ栽培はすべて有機農法で行い、2015年には有機JAS認証も取得しました。 そのサトウキビで作った朝日酒造の黒糖は、正真正銘「安全安心・上質」の黒糖です。

自社黒糖の生産量はまだすべての焼酎に使用するまでには至っておりませんが、今後も農業部門の事業拡大を図り、土地に根ざした焼酎造りに励んでまいります。

朝日酒造の黒糖は日本でも生産量の少ない有機黒糖ということで、焼酎の原料としてだけでなく食品としても召し上がっていただけるよう、「黒いダイヤ」という商品名で一般の販売も行っています。

米(陸稲)

原料のすべてに喜界島産を使用したいという想いから、2010年からは焼酎の原料としての米作りにも取り組んでいます。

喜界島は隆起珊瑚礁からなる地形のため水捌けがよく、現在は水田で米栽培を行っている農家は自家用のための1軒だけです。

朝日酒造の米作りは、陸稲という畑での米栽培を行っております。日本国内でもあまり実例がない栽培方法のため、研究、研鑽をかさねながらの試験栽培中です。

まだ栽培量が少ないのですが、2017年の焼酎製造から一部使用していく計画で取り組みを進めております。

胡麻作り

2013年からは白ゴマ栽培を行っております。有機JAS認証を取得しています。

日本での白ゴマの生産量はとても少なく、その中で喜界島は白ゴマの生産量日本一です。喜界島のゴマは粒は小さいのですが、薫りが豊かであることで高い評価を受けています。

焼酎ができるまで

焼酎を通して喜界島を伝える

鹿児島県の奄美諸島に属し奄美大島から東へ25km。

自然豊かな喜界島は、一年を通して温暖な亜熱帯海洋性の気候で、保護蝶「オオゴマダラ」が生息し、海浜植物にガジュマルやソテツなどの巨大な樹木が覆い茂っています。

サトウキビ畑が島一面に広がり、透明度の高い美しい海では熱帯魚やサンゴに出会う事が出来ます。

私たち朝日酒造は、この恵まれた大地とともに生きています。

「喜界島を感じてほしい。」「喜界島に触れてほしい。」

だから私たちは、これからもずっと喜界島にこだわり、焼酎造りに励んでまいります。

喜界島案内